かつらは人毛と人工毛、結局どちらが良いの?

かつらを装着している女性

かつらに使われる毛髪には、「人毛」と「人工毛」があります。
どちらを選んだほうが良いのか、それぞれの特徴について解説していきます。

肌に優しく自然な人毛・コスパの良い人工毛

コスパが良いのは、やはり「人工毛」を使ったかつらです。人工毛を使ったかつらは、比較的リーズナブルなので手軽におしゃれを楽しみたい時などには嬉しいですよね。
でも、あくまで地毛に近い自然さを求めるなら「人毛」を使ったかつらに勝るものはありません。最近ではほぼ人毛に見えるようなよく出来た人工毛も存在しますが、本物の人毛には敵わないでしょう。

では、人毛と人工毛の違いについて、もう少し詳しくみてみましょう。

高くても人毛のかつらを選ぶ人が多い理由とは?

人毛のかつらは見た目もさわり心地も本物

人毛のかつらが人気な理由は、やはり本物の毛髪ですから「自然に見えること」が一番です。手ざわりも本物ですし、地毛への馴染みも良いでしょう。

人毛のかつらはカラーリングやパーマも◯

人毛ならば普通の髪と同じようにカラーリングやパーマも出来ます。普段のお手入れも地毛と同じシャンプーを使えますよ。

人毛を使ったかつらのデメリットは「値段」と「手間」

人毛は人工毛より高い

人毛は人の髪を切って加工をしたものですから、当然人工毛よりも高くなります。

その人毛が自分に合うとは限らない

いくら人毛とはいっても元々は他人の髪の毛ですから、自分に合うとは限りません。同じ日本人でも髪の細い人、太い人、くせ毛の人、茶色っぽい人、真っ黒な人…色々な髪質の人がいますよね。

人毛かつらは退色するし、手間がかかる

かつら用の人毛は、キューティクルをとって一度色を脱色させ、色を染め直してから使われることが一般的です。カラーリングを頻繁にする方ならご存知かと思いますが、カラーリングは一般的に数ヶ月で退色しはじめます。かつらの毛が全体的に赤っぽくなってきたら、退色しているということです。その場合には再度カラーリングが必要になります。

退色を最低限に抑えるためにも人毛かつらのトリートメントはかかせませんし、日頃のお手入れも地毛と同じように必要になります。

人工毛が人気の秘密は「コスパ」と「スタイリングのしやすさ」

人工毛のコスパ

では次に、人工毛を使ったかつらのメリットを見てみましょう。

費用を抑えるなら人工毛のかつら

人工毛はポリエステルや化学繊維で出来ています。ですので、たとえ様々な加工をほどこした高級品であっても、人毛ほど高くはありません。
最近では人毛に限りなく近い見た目やさわり心地を再現している人工毛もありますので、安くて性能が良い人工毛のかつらも見つかるでしょう。

お洒落かつらなら人工毛がおすすめ

人工毛のかつらは、お洒落のためにかつらを使用したい場合にもおすすめです。人工毛のかつらはスタイルや色のバリエーションが多いので、TPOに合わせて選ぶことも出来ます。
人工毛は形状記憶のタイプだとスタイリングのもちがいいですし、耐熱ファイバーのタイプはヘアアイロンやコテでスタイリングをすることも出来るので、便利ですよ。

人工毛のかつらは耐久性があり乾きやすい

人工毛のかつらは退色しませんので、再度カラーリングし直す必要はありません。人工的に作ったものですので、ある程度の耐久性がありますし、水に濡れてもすぐに乾きます。

人工毛を使ったかつらのデメリットは、テカリ・縮れ・肌への刺激

「自然さ」では人毛にかなわない人工毛

どんなに技術がすすんでも、人工毛の見た目も人毛と全く同じ…とはいかないようです。人工毛だと黒々とテカって見えたりして、光沢感が気になるという方が一番多いですね。また、地毛と質感が違うのでなじみにくく感じるかもしれません。
特に、水に濡れると不自然に見えがちですので、海やプール、温泉などでの使用には向かないでしょう。

人工毛のかつらはパーマやカラーリングができない

人工毛は化学繊維なので、パーマやカラーリングができません。ただし、耐熱ファイバーの人工毛であればパーマがかけられるタイプもあります。

静電気や摩擦、高温に弱い人工毛

人工毛は、静電気や摩擦にとても弱いです。高温にも弱い(耐熱性を除く)ので、キャンプファイヤーに近づきすぎて傷んでしまった…などというケースも見られます。火気には厳重注意ですね。高温のサウナなどにも注意しましょう。

人工毛だと摩擦で縮れやすい点もデメリットです。縮れると人形の髪のようにに見えてしまいますし、清潔感がなくなってしまいます。

人工毛は通気性が悪いので、痒くなることも

人工毛は化学繊維で作られているため、通気性が悪く、人によっては痒みなどを感じることもあります。これは、医療用かつらに人毛がよく使われる理由の1つでもあります。
肌が敏感な方には大きなデメリットとなりそうですね。

メリットとデメリットを理解してピッタリのかつらを

人毛のかつらは、高くても自然さと安心を求める人向け、人工毛のかつらはコスパとスタイリングの良さを求める人におすすめです。

人毛と人工毛をミックスして、コスパが良く自然さも再現できるかつらもあります。しかしその場合には、人毛・人工毛それぞれのメリット、デメリットが混在することを忘れないようにしましょう。

人毛と人工毛の特徴を理解して、ご自分にとって最適なかつらを選んでくださいね。

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