ウィッグ用のインナーキャップの種類と役割を解説します!

かつらのインナーキャップ

「ファッション用」と「医療用」のインナーキャップ

ウィッグを使用する際に必要不可欠なインナーキャップは、大まかに分けると「ファッション用」と「医療用」の2種類が存在します。

用途に合わせて素材が異なっていますので、それぞれの性質をきちんと把握しておきましょう。

理想のスタイルを維持! ファッション目的で使用するタイプ

ファッションを目的として使用する場合は、ウィッグ用インナーキャップを使って髪を収納し、まとめておく必要があります。髪の量が多いままだとウィッグが浮き、不安定になってしまうのです。
前髪ウィッグやヘアピースのようなウィッグを使う場合は必要ありませんが、フルウィッグを使う場合には使用するようにしましょう。

地肌に優しい素材で保護!医療目的で使用するタイプ

抗がん剤治療による脱毛や円形脱毛症などで悩む女性が医療目的で使用する場合に、柔らかくて肌触りの良いコットン素材のインナーキャップが使われています。できればオーガニックコットンのものをおススメします。

コットン素材は下着などに使われているように吸水性が高く、汗や皮脂を吸収してくれます。そして静電気が起きにくく、夏は涼しく冬は暖かい特性を持っているので、医療用としては最適です。

治療中は地肌がとても敏感になっていることもあり、通常のファッション用インナーキャップを使うと肌がダメージを受けてしまいます。

医療用のインナーキャップはファッション用のインナーキャップのように編み目状にはなっていない(或いは編み目が細かくなっている)ので、頭皮への負担が少なく地肌にとても優しい点に特徴があります。

ただし、通常のウィッグネットに比べ価格が少々高いことがデメリットでもあります。

インナーキャップの役割は4つある

インナーキャップの役割

1. 髪を収納し頭の形を整える

ウィッグを被る準備段階として、見た目が不自然にならないように頭の形を平らに整えるという下地作りが必要になってきますよね。
インナーキャップには、ボリュームがあり膨らんだ髪でも圧縮し頭の形を整えるという機能があります。

髪の毛が不揃いの状態でウィッグを被ると自毛がはみ出したり、ウィッグが浮いてしまうなどの不自然な状況が起きてしまいます。

このため、ウィッグが支障なくスムーズに装着できるように下準備として、インナーキャップを着け頭の形を整えておく必要があるのです。

2. 黒色は地肌を隠し自然に見せる効果がある

特に医療用目的で使用する黒色のインナーキャップは、地肌を隠しウィッグを自然に見せる効果があるので、脱毛の激しい人にとっては嬉しいアイテムですね。

ファッション用に使うネットタイプのものを医療用で使用すると、ウィッグの隙間から地肌が透けて見える可能性があるので、黒色のコットン素材のインナーキャップを使用することをオススメします。

3. ウィッグを安定させる

ウィッグを被った時、ズレ落ちないか不安になりますが、そのような心配は要りません。
インナーキャップには滑りを防止する役目があるので、ウィッグがズレたりするようなことはありません。

しかしインナーキャップの中にきちんと自毛が収まっていなかったり、インナーキャップを着けずにウィッグを装着したりするとウィッグがズレてしまう可能性があるので、注意が必要となります。

このように、インナーキャップは、滑り止めの機能によりウィッグのズレを防止し、安定させる役割があるのです。

4. デリケートな頭皮を保護する

特に医療目的でインナーキャップを使用する時には、吸水性や通気性がよく地肌に優しいオーガニック素材が良いとされています。
オーガニックのコットン素材のインナーキャップは最も肌に適しており、デリケートな頭皮を保護してくれます。

最近では、「治療中でもおしゃれをしたい」という女性のために見た目にも配慮したインナーキャップもあるようですね。

やはり通常のものと比べると価格は少々高いですが、やはり性能面では譲れない、という方も多いのではないでしょうか。

ウィッグを着用する上で必要不可欠なインナーキャップを選ぶ際は慎重に、自分に適したものを選んで購入するようにしましょう。

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